と、いうことで、早速プレイしてみました。
※これより先はネタバレ全開となります。未プレイの方は
ご覧になりませんようお願い致します。
……。
…………。
そろそろ、良いでしょうか?
………………。
…………………………。
【感想】
冒頭のコミカルな描写。漫画テイストなCGの展開にポップなBGM。
展開は主人公の家が燃え、住む家をなくした場面からのスタートだが
上記の演出からこの作品がコメディ系であることがわかる。
兎にも角にも家を失った主人公。友人キャラの絡みの後、ヒロイン
渚の登場。「男嫌い」という設定の通り、最初の主人公に対する
好感度は限りなく「ゼロ」に近いようである。
続いて登場するは人気No.1(個人的)の瑛。
五行なずなさんの「明日の君と逢うために」で登場した
夕霧 瑠璃子に近い声質の演技が、可愛い後輩キャラであることを
色濃く印象付ける。出会いも、階段から落ちそうな彼女を主人公が
助ける、というベタ展開。……この娘も男嫌い、という設定だが
真っ向から近寄るなオーラを出す渚と違って、こちらは
「うぅ、駄目なんですぅ……」と赤面しちゃう系か。
この点から見るに「渚」というキャラが、ともすれば我々ユーザーから
見ても魅力的な性格付け、ではなく寧ろマイナスに働いてしまうのだが
恐らく「デレ」てからが本領発揮、といったところか。
桜川シュトラッセ未央さんの、いつもと違う抑え気味の
落ち着いた声が印象的ではある。
そして普通に登場してくる「ここね」。cv:榊原ゆいさんの持ち味である
ストレートで元気な女の子。(柳原さんの演技は文章の初めにリアクション
を取るので判別がし易い。「あぁー」とか「んんー」とか。リアルな演技に
拘っているのだね)
彼女は「日常の中に最初から居る友人の一人」という
位置付けであろう。年下かな?と思っていたが、クラスメイトのようだ。
続いて智沙先輩。cv:夏野こおりさん。……この人は裏に何か有る。
という含みを持った演技。単にそういう性格っていうオチなんでしょうけど。
一番敵に回したくないタイプだなぁ、という印象。
ま、取り敢えず瑛のテンプレな萌え展開をニヤニヤ見つつ、クリック、クリック。
家を火事で失った主人公。両親は海外で不在。学園の男子寮は満杯。
アパートを借りるお金も保証人も無し。……ということで最終的な選択肢は
なんと女子寮に住むこと。
女子寮のメンバー=攻略キャラである4人の賛同を、一週間以内に
取り付けなければ主人公は住むところが無い。さぁ、皆を説得出来るか?
という話で進んでいく。
【総括】
辛口コメントになります。ご注意を。
……さて。どうなんでしょうか。
物語について。
ある一つの道があるとします。(=物語の大筋)
そこから逸れて行く事。(=サイドエピソード)逸れる事には理由があります。
それは、各キャラクターの個性を魅せる為。
また、伏線を張ったりする為。
とまぁ、色々な理由があり「無意味なモノ」は無いはずです。
有ったとしても、それをブラッシュアップして「見易く、テンポ良く」するのが
基本です。
今回このSignal Heart体験版では、残念ながら、そのテンポが
削がれる会話やエピソードを多数、お見受け致しました。
「んーこの会話って必要なのかな?」とプレイ側が思ってしまうのは
如何なものかな、と。
またこの作品の世界観、というか、背景が浮かんできません。
まだ序盤だから……というのはわかりますが、どうしても
主人公が大勢の学園の中の一人として生活しているとは
思えない。
逆に主人公の為だけに作られた学園、設定、キャラクター達、
という印象を与えてしまう。……あくまで主人公は学園の中の
多数いる男子生徒の一人のはずなのに。
「セカイ系」の主人公では無いので、そこら辺のリアリティは出して
欲しかった気がします。
主人公が居て、その周りに友人キャラが居る。
攻略ヒロインが居る。……ただ「それだけ」で
学園として機能していないように感じました。
上記の理由は、明白です。
演出が台詞のみで圧倒的に地の文が少な過ぎる。
……確かに台詞のみだと、テンポが良いように感じるのですが、それは
本当にテンポであって「読み易い」テキストでは無い。
情景説明等欲しいなぁ、という場面で、台詞ばかりが先行してしまって
読み手がおいてけぼりになるシーンが多々見受けられました。
以上2点なのですが、実は2点とも逆の事なんですよね。
テンポが削がれる、と感じた最初の意見。
で、テンポを良く魅せるために台詞部分を多くしてしまった為に
見えなくなった「背景」、という最後の意見。
矛盾するようですが、つまりはテンポを良くする=台詞シーンの多用
では無い、ということです。
地の文と、台詞のバランス。……が大事なのかなぁ、と感じます。
素人無勢が何を言うか、な話ですので、ここまでにしておきます。
で、更なる感想の続きを書こうとしたら……
美子なるキャラの台詞でバグ発生……。
感想はここまで、です。
ちなみに思わせぶりな美子なるキャラがちょっぴり気になります。
果たして彼女の、本作品における役割とは??
>/akiさん
同じところで終了しましたか(笑)まぁ、あと少しで
終わりですから。あの辺りをスキップすればOKでしたね。
それにしてもあのバグはワザとじゃないのというくらいで。
「ほめほめほめほめほめ……」て(笑)と思いました。
シグナルハートはイチユーザーとして本当に楽しみに
してます。今からドキドキですね。
いやいやいや……。
僕もシグナルハートの体験版は美子でバグって終了って感じでした。
地の文の少なさは、それがかえってネタ(伏線)にできていれば面白いんですがね。
欠点を利点に変える。
ゲームであることのシステムや設定を上手く物語にからめる。
ルールを逆手にとる。
こういったことができれば、ものすごいシナリオができる気がする。
という僕の妄想。