ぼやき、つぶやき、その日の、とりとめもないことを徒然なるままに。
【クロノクロック】応援バナー
当ブログは「Purple software」を応援しています。
レズコプター
TVアニメーション「艦隊これくしょん」公式サイト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[タグ未指定]
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ウルトラマンは、正義か、悪か?

好きな番組のひとつ「歴史秘話ヒストリア」の第50回。

ウルトラマンと沖縄 ~脚本家・金城哲夫の見果てぬ夢~

と題して、日本が誇る特撮番組「ウルトラシリーズ」の礎を築いた男
「金城哲夫」さんの「秘話」が語られていました。

基本的に目新しいことは少なかったですのが、学生時代のエピソードや
初めて手掛けた映画作品の紹介などは貴重でした。

ウルトラマンが希望な話に満ちていたモノに対し、ウルトラセブンがダイレクトに
「暗い」話が続いてしまったために視聴率が低迷して……と有りましたが

ウルトラマンにも意外に問題作が多いわけです。
たとえば「まぼろしの雪山」。

そこで登場した少女が言った『台詞』。これは強烈でした。

「科学特捜隊は(正義側の防衛隊の名前)
何でもかんでも 怪獣呼ばわりして 殺してしまう 恐ろしい人達だわ


ウルトラマンに登場する怪獣、怪人、宇宙人には2種類のタイプがある、と言われています。

「地球、もしくは宇宙から来た、明確な侵略意志の無い、怪獣」
「地球を征服する為に(明確な意志を持って)破壊工作をする怪獣」

平成ウルトラシリーズ「ウルトラマンコスモス」はこの前者には確実に攻撃はせず、
「保護しよう」という設定があるのですが、

「ウルトラマン」ではこの線引きが無く、「ただ現れた」だけの怪獣としか思えない
モノを「人間の目線から見て迷惑だから」スペシュウム光線で倒してしまった……

というケースが少なくありません。

これは「帰ってきたウルトラマン」で主人公が言う

「許せ。お前たちは、あまりに力を持ち過ぎた」

という理由になるのです。

怪獣の存在自体が「矛盾」に満ちているものであり人と「相容れない」大きな、
あまりにも「力の強い」存在である限り、
「ウルトラマンコスモス」のようなある種の「理想論」的な展開も一つの回答でしょう。

だが、その矛盾を人の目線で考え「怪獣」とは(※注1:怪獣墓場、という設定が
有るとしても)やはり、相容れないものだと思います。






さて、前述「まぼろしの雪山」に登場する怪獣の名前は「ウー」というのですが
彼女(!)は前者の怪獣にあると言えます。

スキー場のある村にとって怪獣が出る、というだけで迷惑な話。
スキー場のオーナーは、正義側に

「怪獣が出るという噂が出ている。このままだと客足が遠のくから
見つけて、退治してくれ」



というものでした。……なんという「自分(人間)勝手」な話でしょう。

だが、「科学特捜隊は恐ろしい人たち」といった少女を守るかのように現れるので
村の皆は少女を迫害します。

そこに、村の一人が落とし穴に落ちて死んでしまいます。
「これはあの少女の所為だ!」

直接会話には出てきませんでしたが……画面には明らかに「殺された(?)」
と思われる少女の姿が。

怒り狂う「ウー」。まるで、少女の亡くなった母親が乗り移ったようだ……と
正義側の人間の一人は言います。

終盤。ウルトラマンは「ウー」を倒しませんでした。まるで「まぼろし」のように
消えてしまったからです。

(ちなみに、かの有名な怪獣『ジャミラ』が登場する『故郷は地球』という作品も
人間の身勝手が原因で怪獣の立場と正義側の立場が逆転する話でしたが、
脚本が金城氏では無いので割愛)


「ウルトラマン」にも、こういった話もあったのになぁ、と思うのが個人的な感想ですが
「ウルトラセブン」がどうしても作家陣の心情が剥き出しになった作品が多い、という
ことでしょうね。
だからこそ、最高傑作だという評価も得ているのでしょうね。



※注1:「怪獣墓場」……死んだ怪獣が行くという、宇宙の果てにある文字通りの「墓場」。
人間もこの墓場の存在に気づき「怪獣供養」をしよう、とする。
「よく考えれば、可哀想だよなぁ」
そしてウルトラマンが謝罪するシーンもある。「許してくれ。全ては地球の平和のためだ」

……よくよく考えたらウルトラマンは「宇宙人」である。所謂「別の星の人」が
地球に来て「人間」の味方をしているが、そもそも地球に昔から生息している
「怪獣」もいるのだ(平成ウルトラシリーズでいうところの地球怪獣)。ここに
矛盾が存在している。

ちなみに、ウルトラマンの記念すべき最初の相手「ベムラー」はこの墓場に
護送中、逃亡を図ったという設定。 

[タグ未指定]
[ 2010/09/16 08:51 ] ぼくらのアニメ | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。