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かてきょー。【第二回】

【登場する地名、人物名、団体等は全て架空のものであり
実在するものとは何ら関係ありません。】



                  ◆


「って、何やってんのよ! 薫!」
―― 突然の侵入者。あれ、ここ、僕の部屋だよね?
見知らぬ女性が大声を出して、ズンズンと部屋の中へ侵入してきた。
ふほーしんにゅーだろ? これ。

「またそんな格好してっ……くぅ~ッ! 女の私が思わず嫉妬してしまうほどの
美貌……でもそこに痺れゥ憧れるゥ」

くねくね踊りだしたこの女性も……ヲタのようである。
「……知り合い?」
僕が、問いかける。

「んーとね。私の事をずっと追い掛け回しているストー」
「言わせネェよ?!」

ってそっちの趣味もあるんかい。
……心の中でツッコミを入れながらも、この異様な光景にまずはツッコミを
入れるべきだ、と気付く。

「人の部屋に勝手に入らないで下さい!」
「……って、そっちこそ、人の彼氏取らないでくれる?!」
「……へ?」

―― なんだか、話がこじれていくような気がした。



                  ◆


話を、まとめよう。
まぁ、前回は「薫先生」の話をしただけ……だったはず。
今日も、先生に勉強を見てもらっている、と。
で、いつものように抱きつかれたところに、突然の来訪者、なわけだ。
聞くと、この女性は先生が通う大学のゼミで、同僚らしい。

「か、の、じ、ょ、よ! ……説明が違うでしょ、そこのところ宜しく」
―― 睨まれた。
「違うよー。私は、貴方の彼女じゃないもん」
薫先生が否定する。
「何、じゃあ、もしかして、私じゃなくて、コイツの方が良い訳?」
否、ちょっと待って下さい。

先生は「男」ですよ?「男が男を」好きになっちゃ、イカンですよ。
……この女の人は何を……

「そうだよ……」



「私、実は……」

「「す、すすすすすとぉぉぉぉぉぉーーーっっぷぷぅぅぅぅ!!!」」」

僕と、女性(え、勿論、薫先生じゃない方だってば)が飛び掛る。

「きゃぁぁぁぁーーー!!!」

だから、女みたいな悲鳴上げるなっての。

――まずは、件の女性が覆い被さった。「否、これは不可抗力でしてもがもが」
とわけのわからない独り言を呟いている。……この人も、普通じゃない。

で、だ。

顔色が、何故か変わった。

「……そう、そういうこと」



何かを察したのか、女性は先生から離れた。

「あーあ。……本当に、好きだったんだけどな」

? ? どういうことだ?

「……」

先生も、無言だった。……ん、どういうこと?

「ぼうや、薫を……薫を、頼んだわよぉぉぉぉぉぅぅぅぅぅぅーーー!!!」

えぇーーー?!!

頼まれてしまった上に、そのまま帰っちゃいましたけど?!

……。


…………。

んだか、話がこじれていくような気がした。



                  ◆


「今日はここまでね」
と言って、先生は足早に帰ってしまった。
ここに来てシリアスな展開? ……いやいや、僕にはさっぱりなんですけど。
ただ、凄く真面目な顔で僕を一瞥して、「また、会える……のかな」
と意味深な台詞を残して、帰ってしまった。

「ふぅ……。コイツは、良いのか、悪いのか、わからないねぇ」
「……オカン。……って言うか、オカンも何か知ってるの」

その口ぶりじゃ、オカンも何か知っているみたいだ。

「ま、明日になればわかるよ、明日に」

……明日も、そういえば家庭教師の日だ。
薫先生は、来るのだろうか。

……突然の事態に、何だか僕は……。

って、

いや、

全然、わけわかんないんですけどね!


【続く】

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[ 2010/03/10 00:26 ] ショート・ショート | TB(0) | CM(0)
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