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君に向けて手を伸ばせば、全てが変わるのなら、 僕は。【第1回】

【登場する地名、人物名、団体等は全て架空のものであり
実在するものとは何ら関係ありません。】



                  ◆


いつもと同じ通学路。代わり映えの無い、風景。
そんな風景に飽き飽きした僕は、いつもと違う道を選んでみた。

――そう、今日はいつもより早めに家を出ていたからさ。
これは、僕にとって、「冒険」だった。

いつもは、このまま真っ直ぐの道を行くのだけれど、左に曲がって……
住宅地の中を突き抜けていく。

少しドキドキする。
いや、どうってことはないんだけれど、もしかしたら道に迷ったら
どうしようとか、ヘンな場所に着いてしまうとか、そんなことを
考えてしまう。……オカシイかなぁ。



                  ◆


目の前を、僕と同じ学校の制服を来た、少女が歩いていた。
長い黒髪が印象的。
透き通るほど白い肌だったから、僕はしばらく、見とれていた。
その「後姿」に。


「……何?」

「え」

まさか、振り返るなんて思わなかったから、正直、驚いた。

「視線、気になったのよね。……さっきから、こう、私の腰辺りを」

ごめんなさい、見ていたのは、お尻から下にかけてのラインです。

「なんで、わかったの?」

「そりゃ……」

と、そこで少女は、首を傾げる。

「――貴方、『こっち側』の人間じゃないじゃない。なんでここに来られたのよ」

「へ?」

こっち側って何――と言いかけて、僕は、ふと周りを見回す。

いや、確かに、今日はいつもと違う道を選んだよ。
でもさ、

いや。

この風景って、


……え


何、ここ??


そう、


そこは、

僕が知っている世界ではなく、

全ての文字が「アベコベ」の……



「貴方、この鏡面世界に何の用なの」


きょうめん、

せかい?






【続く】

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[ 2009/12/22 00:12 ] ショート・ショート | TB(0) | CM(0)
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